相続

くろいぬは第1波のピーク頃(20年4月下旬)、新型コロナにかなりビビっていました。感染した人の10~20%が重症化するとの報道に慌てて身の回りの整理をした記憶があります。

その時にくろいぬが死んだときにお金の動きがどうなるのか 生前にどんな手続きをしておけば良いのかを調べてみました。配当金ライフの仕組みをスムーズに引き継いでもらうために重要だと認識しています。

☆相続税

人が亡くなると相続税が発生します。しかし、相続税の課税対象は以下の遺産総額を超える場合です。
遺産総額の計算式は3,000万円+600万円✖法定相続人の数 となります。

例えば、配偶者だけに相続させる場合、3,600万円まで相続税を支払う必要はありません。

3,600万円を超える場合は相続税を支払う義務があり、税率は以下の速算表になります。
例えば、遺産相続が5,000万円で配偶者だけが相続する場合、相続税は160万円となります。
計算式:(5,000万円ー3,600万円)✖15%(税率)-50万円

相続税の支払い期限は亡くなった日から10ヵ月後と意外に短いです。

速算表

課税価格 税率 控除額
1,000万円以下 10%
3,000万円以下 15% 50万円
5,000万円以下 20% 200万円
1億円以下 30% 700万円

☆法定相続分

次にどのような割合で相続されるのかについて記載します。

まず、法定相続分とは『相続人がそれぞれ相続できる遺産の割合のこと』を指します。

次に法定相続人とは『配偶者』と『対象者』になります。『対象者』は子供、父母、兄弟姉妹の順に権利があります。法定相続分は対象となる法定相続人の組み合わせによって以下のように変わります。優先順は1→4で適用されます。

1. 配偶者と子供
配偶者が1/2、残り1/2を子供が均等に分ける

2. 配偶者と父母(他界している場合は祖父母)
配偶者が2/3、残り1/3を父母が均等に分ける

3. 配偶者と兄弟姉妹(他界している場合は甥、姪)
配偶者が3/4、残り1/4を兄弟姉妹で均等に分ける

4. 配偶者がいない
法定相続人全員が均等に分ける

 

調べて初めて知ったのですが、甥や姪にも相続権利があるんですね。正直あんまり面識のない人にも権利があるのは納得いかないです。このような希望しない相続を回避するために『遺言書』という手段があります。

☆遺言書

遺言書にもルールがあり、民法で定められた方法で書かれていないと無効になるので注意が必要です。

1. 公証証書遺言
公証人に筆記してもらい、原本は公証役場に保管されるため紛  失や改ざんの恐れがない。但し費用が掛かる

2. 自筆証書遺言
費用は掛からないが、不備があれば無効となり、紛失や改ざん  の恐れもある
遺言書の必須項目は以下の2つです。
・作成年月日、遺言内容、署名を自筆で記載
・押印

『公証証書遺言』は面倒くさそうなので『自筆証書遺言』を選択しました。相続法が改正されたときは随時確認が必要ですが、とりあえず準備ができてホッとしています。

以上、簡単ですが、相続の概要について記載しました。残された人の負担が大きく準備の重要性を実感しました。残された人へのせめてもの配慮と考え、継続的に修正していく予定です。