個人型確定拠出年金(iDeCo)

くろいぬは17年6月から個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めました。何気なく運用状況を確認してビックリ!!

目標運用利率を大きく下回っていました。(最初に設定すれば何もしなくて良いと放置したのが大きな間違いでした)

くろいぬと同じ轍を踏まないためにも参考にしてくださいね。

1. 個人型確定拠出年金(iDeCo)

  • 掛金を運用/積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみ
  • 運用商品は投資信託や定期預金
  • 節税メリット(掛金が全額所得控除の対象、分配金及び受取り金は非課税)

運用商品が投資信託と定期預金しかないのが気になりますが、仕方ないです。毎月の掛け金の上限はくろいぬの場合、2万3,000円でした。

2. 運用方針

①毎月の掛け金は2万3,000円で運用期間は約20年(17年6月開始)

②目標運用利率は年3.0%

3. 運用商品

手数料が低いインデックス投信を柱に据えました。楽天証券で該当するのは以下になり手数料が低いものを選定しています(表の赤字を選択)。
運用商品の内訳は国内株式/外国株式/外国債券になります。
比率は30% / 40% / 30%でスタートしています。

商品番号 分類 JIS&T登録略称名 管理費用
002 国内株式 三井住友つみたてN日株楽天DC 0.176%
003 国内株式 ONEたわら225楽天DC 0.187%
007 国内債券 ONEたわら国内債楽天DC 0.154%
009 国内REIT 三井住友DC日本リート楽天DC 0.275%
011 外国株式 ONEたわら先進国株楽天DC 0.109%
030 外国株式 楽天全米株式バンガード楽天DC 0.162%
012 外国株式 日興インデックスエマ株楽天DC 0.605
015 外国債券 ONEたわら先進国債楽天DC 0.187%
017 外国債券 日興インデエマ債1年楽天DC 0.572%
019 海外REIT 三井住友DC外国リート楽天DC 0.297%
031 国内外株式 楽天全世界株バンガード楽天DC 0.212%

4. 運用結果(17年6月開始)

1年目(18年6月) -1.12%

2年目(19年6月) -1.47%

2年目に何気なく確認すると利回りがマイナスに!! 慌てて原因を探ると株式(国内/外国)が足を引っ張っていました。

19年12月に株式は国内/外国どちらも高値圏だったため、一旦株式の比率を下げ債券に振り替えました。そして、コロナショックで値下がりした20年3月に債券の一部を株式に振り替えることで何とか3年目は利回り3.58%を確保できそうです

資産のリバランスが年1回は必要と理解していたつもりでしたが、配当金ライフの投資スタイルに慣れて放置していました。

5. 今後の運用

リバランスの重要性を身に染みて理解できたので半年に1回は見直していく予定です。また、超長期運用では投資商品の手数料が大きく効いてきます。楽天証券では同じインデックス商品でも手数料の安い商品が追加されることがあるので上手く乗り換えていこうと思っています。

 

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。