昨今のエネルギー価格上昇により電気・ガス料金が値上がりするとの報道がありました。ガス自由化から数年経ちましたが、全く手つかずにしていたため今回を機に検討を進めようと思います。比較は東京ガスを基準として調べてみました。参考にしたのは以下のサイトになります。
まとめ
・ガス会社変更でガス料金は年間で約1,000円下がる
・キャンペーン特典を含めるとどの会社を選択してもお得
・解約手数料が各社ともゼロ円で乗り換えは容易
1.各社の基本料金と従量料金の比較
東京ガスの21年5月適用料金と比較して、安くなる条件を青色に塗っています。この表から使用量が低い世帯はLPIOが圧倒的に安く、標準世帯は東急でんき&ガスが安くなることがわかります。
※東京ガスの基準料金は目安であり、実際に適用される料金は毎月変動します
※他社のガス料金も東京ガスの基準料金に合わせて変動します
2.各社の電気使用量と料金の比較
各社のガス使用量毎のガス料金を比較しました。使用量が低い場合は”LPIO”が有利と思っていましたが、実際に計算してみると”東急でんき&ガス”が最も安くなることがわかりました。
“LPIO”は基本料金が高いため意外と安くならないんですね。
私の場合、夏場は10-20m3、冬場は40m3前後の使用量のため、どの季節でも”東急でんき&ガス”が最も安くなることが分かりました。
次に実際の私の1年間のガス使用量を当てはめた比較結果を下表に載せます。
“東急でんき&ガス”だけ東京ガスより安くなりました。安くなったのは年間で1,000円ほどでそれ以外の会社は逆に1,000~1,500円ほど高くなります。電気と同様、規制緩和が進んだといってもあまり下がらず残念です。
ガス料金だけで判断すると私の場合、”東急でんき&ガス”のみしか選択肢はありません。しかし、ガス料金だけでは会社変更の恩恵が少ないので各社のキャンペーン特典や解約手数料について確認します。
3.各社のキャンペーン特典や解約手数料
各社とも特典が充実しており、特にLPIOはキャッシュバック10,000円と契約初月の基本料金無料と大盤振る舞いです。解約手数料はどの会社もゼロ円で気軽に乗り換えできるのは良い傾向だと思います。
ガス料金と特典など総合的に考えると今回比較した会社全てが東京ガスよりお得であることが分かりました。その中でもLPIOは最もお得な乗り換え先だと思います。解約金がゼロ円なので特典をうまく乗り継いでいけば当面の間ちょっとした小遣い稼ぎができると考えます。
以上、各ガス会社のガス料金と特典内容を整理してみました。手間は掛かりますが毎年乗り換えれば特典をもらい続けることができるのでもっと早くから検討しておけばよかったと後悔しています。配当金ライフを構築していく上で今回のような節約ネタはきちんと対処していこうと思っております。
私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して安定した副収入を得られるように継続していくつもりです。