タイベジタブルオイル

20年5月にタイベジタブルオイル(TVO)より配当金が入りました!!残念ながら配当額は前年より微減(0.80THB ➡ 0.75THB)となっています。
コロナショックにより更なる減配リスクがあるのか銘柄の再点検をしていきます。

ここ5年のIR情報を確認した結果、利益率が低下傾向なのが気になります。営業キャッシュフローも安定しておらず更なる減配リスクを考慮しておいた方が良さそうです。今後の配当金収入の銘柄としてはやや厳しいとの印象を持ちました。

現時点の配当金ライフのポートフォリオとして引き続きホールドとします。但し、配当利回りが5.0%を下回ったら売却する予定です。
※タイ株は外国税が10%掛かるため許容配当利回りが高くしています

保有して5年になりますが、配当金ライフに貢献してくれた銘柄です。ただ、そろそろ他の銘柄に乗り換えるタイミングだと考えています。

1. はじめに

世界の株式市場は2020年3月のコロナショックで急落しました。タイ株も同様で今後、企業業績の悪化が見込まれます。今回のコロナ禍で安定配当を期待できるのか再点検してみました。

今回は タイベジタブルオイル(TVO)です。

2. 企業紹介

タイで大豆ミール・大豆油の生産・販売会社です。動物飼料用の大豆を主要で取り扱っています。

3. 売上高と純利益の推移(過去5年間)

売上高、純利益ともに低下傾向です。動物飼料の需要は高まりに対して売り上げが伸びないのが気になります。今後、配当利回りは徐々に低下する可能性があります。

4. 収益性の推移(過去5年間)

EPS、ROEともに下落傾向です。収益性も徐々に落ちてきています。

5. 配当性向の推移(過去5年間)

配当性向は80%前後を維持しています。配当性向をこれ以上高くするのは厳しいため、収益低下とともに配当も低くなっていくと思います。

6. キャッシュフローの推移(過去5年間)

営業CFが安定しておらず減配リスクは意識した方がいいと思います。

7. 財務の推移(過去3年間)

株主資本比率、負債比率とも大きく改善されています。財務体質は問題なさそうです。

ここ5年のIR情報を確認した結果、利益率が低下傾向なのが気になります。営業キャッシュフローも安定しておらず減配リスクを考慮しておいた方が良いです。今後の配当金収入の銘柄としてはやや厳しいとの印象を持ちました。

現時点の配当金ライフのポートフォリオとして引き続きホールドとします。但し、配当利回りが5.0%を下回ったら売却する予定です。
※タイ株は外国税が10%掛かるため許容配当利回りを高くしています
タイ株は楽天証券、藍澤証券が使い易いと思います。

保有して5年になりますが、配当金ライフに貢献してくれた銘柄です。ただ、そろそろ他の銘柄に乗り換えるタイミングだと考えています。

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。