上海・深セン株全般

中国本土株の高配当銘柄は『広東高速道路』と『山東晨鳴紙業’B’』です。成長銘柄は『張裕葡萄酒』に注目しています。ワイン・アルコール飲料会社で食の西洋化による急成長で株価も急騰しました。その結果、配当利回りが4%を下回ったのですが、暴落時は値上がりと高配当の両取りが狙えると考えています。

配当金ライフでは香港株の+αの位置付けですが、株価急落時には是非とも投資比率を高めたい市場銘柄になります。以下に上海・深セン株について記載していきます。

☆まとめ

  • 上海・深セン株の購入は銘柄レポートも充実している内藤証券が良い
  • 高配当銘柄は高速道路、消費財関連
  • 香港株と比較して配当利回りが不安定
  • 暴落時は値上がりと高配当が狙える『張裕葡萄酒』に注視

1. 中国株(上海・深セン)取引

中国本土市場

上海と深センの市場で、外国人が投資できるのはB株という名称になります。

証券会社

中国本土株を取り扱っているのは主に内藤証券と東洋証券。内藤証券は銘柄レポートが充実しているのでお勧めです。

手数料

購入金額の2%弱と高めです。

配当金及び外国税

年1回の配当を出す会社がほとんどです。年1回の場合は5~8月、年2回の場合は春と秋が多いです。

10年前と比べて配当利回りは下がっていますが、5%を超える銘柄もあるので検討に値すると思います。注意点は外国税が10%掛かるので同じ5%でも日本株より手取りが少なくなってしまいます。

2. 高配当銘柄

中国本土株の高配当銘柄は『広東高速道路』と『山東晨鳴紙業’B’』です。

市場コード 銘柄名 配当利回り
200429 広東高速道路 8.50%
200488 山東晨鳴紙業’B’ 7.50%

ただ、香港株と比較して配当利回りが不安定な傾向にあります。

3. 失敗銘柄

昔は高配当だったのに・・・・ 自分にとっていい勉強になった銘柄群です。

◆ 広東電力(200539)

香港株の華能国際電力と同じで、10年ぐらい前から2%前後の低配当株に・・・・

4. 暴落時に仕込みたい銘柄

GDPで近い将来、米国を追い越す中国はとても魅力があります。しかしながら、景気のサイクルは不可避ですので次の暴落時は上記の高配当銘柄以外にも値上がりを見込める銘柄を購入する予定です。

くろいぬが狙うのは『張裕葡萄酒』です。ワイン・アルコール飲料会社で食の西洋化による急成長で株価も急騰しました。その結果、配当利回りが4%を下回ったのですが、暴落時は値上がりと高配当の両取りが狙えると考えています。

本土株は株価変動が激しいため、暴落時に仕込む銘柄候補を引き続きウオッチしていく予定です。

 

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。