ペトロベトナムガス

ペトロベトナムガス(GAS)の銘柄再点検です。ここ5年のIR情報を確認した結果、業績・キャッシュフロー・財務全て問題点が見当たりません。減配リスクは低いと考えます。今後も配当金収入の銘柄として貢献してくれそうです。

配当金ライフのポートフォリオとして引き続きホールドとします。例えコロナショックで減配発表されても持ち続ける予定です。ベトナム株ではビナミルクと共に長期保有銘柄と捉えています。

1. はじめに

世界の株式市場は2020年3月のコロナショックで急落しました。ベトナム株も同様で今後、企業業績の悪化が見込まれます。ベトナム株は驚異的な配当利回りを期待できましたが、今回のコロナ禍で安定配当を期待できるのか再点検してみました。

今回は ペトロベトナムガス(GAS)です。

2. 企業紹介

ベトナム最大のガス会社で天然ガスやLPGの輸送・貯蔵・物流を行っています。配当利回りが10%を超える年も珍しくなく投資家に人気のある銘柄です。コロナショック前は株価が高騰していましたが、急落した現時点(20年4月)で買い増しを狙っている銘柄です。

3. 売上高と純利益の推移(過去5年間)

公益企業のため売上高、純利益ともに安定しています。今回のコロナショックでも他業種に比べて落ち込みは抑えられると思います。

4. 収益性の推移(過去5年間)

ここ2~3年でEPS、ROEともに向上し、収益性が強化されています。

5. 配当性向の推移(過去5年間)

配当性向は60%前後で安定しています。高配当経営を掲げていますのでしばらくは高配当を期待できると考えています。

6. キャッシュフローの推移(過去5年間)

営業CF、FCFはともに良好です。減配リスクも低いと考えます。

7. 財務の推移(過去3年間)

株主資本比率、負債比率とも大きく改善されています。財務体質は問題なさそうです。

ここ5年のIR情報を確認した結果、業績・キャッシュフロー・財務全て問題点が見当たりません。減配リスクは低いと考えます。今後も配当金収入の銘柄として貢献してくれそうです。

配当金ライフのポートフォリオとして引き続きホールドとします。コロナショックで減配発表されても持ち続ける予定です。

10年近く保有していますが、驚異的な高配当でほぼ買値を回収した銘柄になります。今後、減配してもすぐに復配が期待できる銘柄だと思います。

引き続き配当金ライフ構築の資金を捻出していくためにも無駄な支出を継続的に抑えていこうと思います。

ベトナム株の情報はアイザワ証券が便利です。

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。