【ベトナム株銘柄探索】~新たな高配当銘柄の発掘へ!?~

2021年5月8日

インドの変異株が近隣のネパールやタイ、カンボジアにも広がり、今後、東南アジアの株式市場に悪影響を及ぼすと予想されます。ベトナムの株式市場も影響を受け、株価低迷の可能性が出てきたため、銘柄調査を進め、必要があれば乗り換えていく予定です。

ベトナム株ー高配当銘柄の入れ替え(2021年4月)の記事で高配当銘柄を幾つか挙げました。引き続き調査を進め、候補となる銘柄の選択肢を増やしていくつもりです。今回は新たに2銘柄紹介します。

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☆サイゴンカーゴサービス(SCS)

 

ホーチミン空港を拠点とする航空貨物取扱サービス会社です。ハノイ空港を拠点とする同業のノイバイ貨物サービスのライバル会社になります。

ノイバイ貨物サービスはこのブログでも紹介した超高配当銘柄で、同業のサイゴンカーゴサービスも高配当を期待できます。

業績を確認すると17-19年は売上高・純利益ともに順調に伸びています。20年はコロナの影響を受けて約10%の減収減益でしたが、コロナ後は再び順調に業績を伸ばしていくと予想しています。20年の配当利回りも7~8%で21年以降も高配当が期待できると考えています。
※無償増資などは過去実施しておらずサプライズは期待薄

 年度 配当額(単位:VND) 増配率(対前年比)
 18年 6,000
 19年 7,200 +20%
 20年 8,000 +11%
 21年 3,000(半期) 現時点で比較できず

☆センチュリー合成繊維(STK)

ポリエステル長繊維糸メーカーでSDGs実現に向けリサイクル糸に注力している会社です。

業績を確認すると17-19年は売上高・純利益ともに順調に伸びていましたが20年はコロナの影響を受けて大幅減益(50%Down)でした。ただ大幅減益は一時的なものと捉えています。20年の配当利回りは10%前後と高く、今後も高配当を期待できると思います。

株価は20年10月以降大幅上昇しています。その結果、配当利回りが低くなっているため株価が下がった段階で改めて購入を検討しようと思います。
※18年に株式配当、20年に有償増資を発表しておりサプライズも期待できます

 年度 配当額(単位:VND) 増配率(対前年比)
 18年 800
 19年 1,500 +88%
 20年 1,500
 21年 未発表 現時点で比較できず

 

以上、2銘柄を高配当銘柄として紹介しました。個人的にはサイゴンカーゴサービス(SCS)に注目しています。

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私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して生活の助けとなればと思います。