新型コロナの収束の見通しが立たないため、今年の夏はマイカー旅行を計画しています。前回調査したサービスはNEXCO中日本の「速旅(はやたび)」でした。今回はNEXCO東日本の「ドラ割」を調べてみましたので参考にして頂ければと思います。
1. ドラ割とは
NEXCO東日本が提供する期間限定の定額ETC割引のことで対象エリアが3つあります。対象エリアは以下の3つです。
① 北海道観光ふりーぱす(20年4月24日~20年11月4日)
② 東北観光フリーパス(20年4月4日~20年12月24日)
③ ググっとぐんまフリーパス(20年4月1日~20年11月30日)
※対象エリア②と③は20年7月5日の時点で新型コロナの影響により受付け停止中
2. サービス内容
① 北海道観光ふりーぱす
利用期間別で以下の3つのプランがあります。レンタカーも対象で、期間中の北海道内の高速道路の乗り降りが自由になります。
・週末プラン・・・・連続する最大3日間
・ゆったりプラン・・・連続する4~6日間
・フェリー限定プラン・・・連続7~14日間(フェリー利用が条件)
☆各プランの利用期間と料金
プラン名 | 利用期間 | 普通自動車 | 軽自動車など |
週末プラン | 最大3日間 | 8,000円 | 6,400円 |
ゆったりプラン | 4日間 | 10,700円 | 8,100円 |
5日間 | 11,700円 | 9,200円 | |
6日間 | 12,700円 | 10,200円 | |
フェリー限定 プラン |
7日間 | 13,600円 | 10,900円 |
⇣ | ⇣ | ⇣ | |
14日間 | 19,600円 | 15,700円 |
☆利用可能なフェリー事業者と利用料金
フェリー限定プランは本州から北海道までフェリーを利用することが条件になります。
フェリー事業者 | 航路 | 車両運賃 (運転者含む) |
同乗者運賃 |
シルバーフェリー | 八戸⇔苫小牧 | 11%割引 | 11%割引 |
青函フェリー | 青森⇔函館 | 9~21%割引 | 9~18%割引 |
商船三井フェリー | 大洗⇔苫小牧 | 10%割引 | 5%割引 |
太平洋フェリー | 名古屋⇔苫小牧 仙台⇔苫小牧 |
20%割引 | 20%割引 |
津軽海峡フェリー | 青森⇔函館 大間⇔函館 |
往路10%割引 復路30%割引 |
往路10%割引 復路30%割引 |
新日本海フェリー | 舞鶴⇔小樽 新潟⇔小樽 敦賀⇔苫小牧東 新潟⇔苫小牧東 秋田⇔苫小牧東 |
往路割引なし 復路11%割引 |
割引なし |
☆特典
・観光施設の割引
・北海道内のプリンスホテルに特別価格で宿泊可能
・遊覧船や離島航路フェリーの割引
・レンタカー料金の割引
② 東北観光フリーパス
エリア別に以下の3つのプランがあります。期間中の対象エリアの高速道路が乗り降り自由となります。但し、お盆期間は利用できません。
・東北6県周遊プラン・・・東北6県全てで乗り放題
・北東北周遊プラン・・・青森、秋田、岩手、宮城の一部で乗り放題
・南東北周遊プラン・・・宮城、山形、福島で乗り放題
☆各プランの利用期間と料金
プラン名 | 利用期間 | 普通自動車 | 軽自動車など |
東北6県周遊プラン | 2日間 | 7,600円 | 6,100円 |
3日間 | 10,700円 | 8,100円 | |
北東北周遊プラン | 2日間 | 7,100円 | 5,600円 |
3日間 | 8,700円 | 7,100円 | |
南東北周遊プラン | 2日間 | 6,100円 | 4,600円 |
3日間 | 7,600円 | 6,100円 |
☆特典
対象の宿泊施設、レジャー施設、美術館、博物館、飲食店などが優待価格で利用できます。
③ ググっとぐんまフリーパス
出発地別に2つのプランがあり、群馬県内の高速道路の乗り降りが自由になります。但し、お盆期間は利用できません。
☆各プランの利用期間と料金
プラン名 | 利用期間 | 普通自動車 | 軽自動車など |
首都圏出発プラン | 最大2日間 | 2,400円 | 3,100円 |
周遊プラン | 最大2日間 | 2,400円 | 3,100円 |
☆特典
群馬県内のレジャー施設、美術館、博物館、飲食店などが優待価格で利用できます。
3. まとめ
以上、NEXCO東日本の「ドラ割」を整理してみました。
移動距離が長い北海道や東北地方で高速道路料金が定額なのは魅力的なサービスだと思います。特典の観光施設、宿泊施設、離島航路の割引も嬉しいですね。
注意点は20年7月5日現在、新型コロナの影響で②東北観光フリーパスと③ググっと群馬フリーパスが利用不可になっています。
配当金の副収入を旅行費用などに充てているので新型コロナで影響を受けました。当面は配当金の減配発表が続いていくと予想されます。配当金ライフ構築の資金を捻出していくためにもお得なサービスは積極的に利用し、無駄な支出を抑えていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して生活の助けとなればと思います。