コロナワクチンの接種が各国で始まり、欧米では新規感染者数が大幅に減ってきました。まだまだ油断はできませんが、やっと終息の兆しが見えてきましたね。
株式市場は早くもコロナ終息を見込んで活況となっています。少しバブルの様相を帯びてきたため銘柄を入れ替える予定です。
今回は日本株の高配当銘柄に焦点を当てています。3月は配当金の権利取得銘柄が多いので良いタイミングと考えています。
☆日本株
銘柄 | 決算月 | 配当 利回り |
株価 3/19 |
武田薬品工業 (4502) | 3 / 9月 | 4.21% | 4,274円 |
出光興産 (5019) | 3 / 9月 | 5.52% | 2,899円 |
MS&AD (8725) | 3 / 9月 | 4.43% | 3,385円 |
積水化成品工業 (4228) | 3 / 9月 | 4.69% | 640円 |
ソフトバンク (9434) | 3 / 9月 | 5.73% | 1,484円 |
菱洋エレクトロ (8068) | 1 / 7月 | 6.63% | 2,716円 |
BPカストロール (8975) | 6 /12月 | 5.21% | 1,325円 |
日本たばこ産業 (2914) | 6 /12月 | 7.25% | 2,125円 |
日本株で3月決算の高配当銘柄は多くありませんでした。その中で武田薬品工業(4502)、MS&AD(8725)、ソフトバンク(9434)には期待しています。どの銘柄も配当利回りは魅力的で減配リスクも低いと思うからです。
出光興産(5019)も配当利回り5.52%と高く、魅力的なのですが外国株のエネルギー株をいくつか持っているのと、3月決算銘柄が多くなりすぎるため断念しました。
1月/7月決算銘柄では菱洋エレクトロ(8068)が気になりました。半導体商社という業種を考えると当面業績は好調と予想できます。配当利回りは6.63%と高く、株価も一時の急騰から落ち着いているため候補とする予定です。
6月/12月決算銘柄は日本たばこ産業(2914)とBPカストロール(8975)に着目しています。日本たばこ産業は減配発表しましたが、それでも配当利回りが7.25%と驚異的です。日本市場ではタバコの売り上げが落ちていますが、海外の売り上げは堅調なため当面高配当を享受できると思います。
また、BPカストロールはBPの関連会社で石油価格上昇の好影響を受けることが見込まれます。3月決算の出光興産とどちらにするか迷ったのですが、3月決算の保有銘柄が多く、手薄な6月決算のBPカストロールを選択しました。
配当金がもらえる権利は決算月の月末までに購入することが必須です。決算月の3ヵ月後に配当金が入金されます。例えば、決算月の権利確定日は21年3月の場合は29日になります。29日までに購入すれば6月に配当金が貰える仕組みとなっています。
※配当金が貰える権利確定日は月末の3営業日前
以上、日本株の高配当銘柄の候補を取り上げてみました。株価好調で配当利回りが低くなっていますが、まだまだ魅力的な銘柄が多いです。配当金ライフに貢献してくれる銘柄は定期的にチェックしていこうと思います。
私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して生活の助けとなればと思います。