米国株の高配当銘柄に変化

米国株の高配当銘柄は銀行や石油銘柄が有名ですが、新型コロナの影響で配当抑制に移行しつつあります。

配当金収入を充てにしているくろいぬにとっては銘柄入れ替えの検討時期と考え、新たな高配当銘柄を調査していきます。

※前回記事「米国株の高配当銘柄」で紹介した以外の新たな銘柄を調査しました

☆製薬分野

新型コロナの影響で業界全体の株価が上昇したため、配当利回りは大きく下がっています。今は仕込み時ではないと考えますが、株価下落時に備えて列挙しておきます。くろいぬは医薬品卸売の大手の「カーディナル・ヘルス」とがん治療薬でシェアが高い「ブリストル・マイヤーズ・スクイブ」に注目しています。

銘柄名(ティッカー) 配当利回り
(%)
配当月
カーディナル・ヘルス (CAH) 3.97 1, 4, 7, 10月
アムジェン (AMGN) 2.54 3, 6, 9, 12月
アッヴィ (ABBV) 4.81 2, 5, 8, 11月
ファイザー (PFE) 4.54 3, 6, 9, 12月
ギリアド・サイエンシズ (GILD) 3.64 3, 6, 9, 12月
ブリストル・マイヤーズ
・スクイブ (BMY)
3.09 2, 5, 8, 11月

☆金融(銀行以外)分野

資産運用会社と保険会社を列挙しましたが、どれも高配当銘柄です。保険会社であるオールド・リパブリック・インターナショナル (ORI)は大きく株価を下げているので狙い目と考えています。

銘柄名(ティッカー) 配当利回り
(%)
配当月
フランクリン・リソーシズ (BEN) 5.32 1, 4, 7, 10月
ピープルズ・ユナイテッド・フィナンシャル (PBCT) 6.92 2, 5, 8, 11月
オールド・リパブリック・インターナショナル (ORI) 5.46 3, 6, 9, 12月

☆住宅用品分野

住宅用品の製造メーカーで業績変動の小さい業種です。株主還元に積極的な企業のためポートフォリオに追加を検討しています。

銘柄名(ティッカー) 配当利回り
(%)
配当月
レゲットアンドプラット 4.77 1, 4, 7, 10月

☆IT分野

成長を重視する企業が多いIT業界にあって数少ない株主還元に積極的な企業です。人口知能サービス「ワトソン」やクラウドサービスに事業をシフトしており、株価が下がった今が好機ととらえています。

銘柄名(ティッカー) 配当利回り
(%)
配当月
アイビーエム (IBM) 5.63 3, 6, 9, 12月

 

以上、新型コロナ後の高配当銘柄を整理してみました。くろいぬが注目するのは「IBM」、「レゲットアンドプラット」、「オールド・リパブリック・インターナショナル」です。どの銘柄も地味ながら継続的に高配当を維持してくれると考えています。今後も定期的に配当利回りなどをチェックしてより効率的な運用を目指していきます。米国株の取引は楽天証券が使い易いと思います。

 

今回のコロナショックで当面、配当金の減配発表が続いていくと予想されます。配当金ライフ構築の資金を捻出していくためにも無駄な支出を継続的に抑えていこうと思います。

 

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。