2021年5月29日
シンガポール・テレコムが業績低迷から抜け出せずにいます。株価は16年購入時の6割に低下、配当も大幅減となり、今後の成長も厳しいため一旦売却しようと思います。
過去5年の業績と配当額は以下になります。
3月期決算 | 売上高 | 利益 | 配当額(1株当たり) |
17年 | 16,711 | 3,852 | 0.175 |
18年 | 17,268 | 5,473 | 0.098 |
19年 | 17,371 | 3,094 | 0.175 |
20年 | 16,542 | 1,074 | 0.125 |
21年 | 15,644 | 553 | 0.076 |
※売上高と利益の単位は100万SGドル、配当額の単位はSGドル
コロナの影響があったとは言え、過去2年で業績悪化が急速に進んでいます。業績悪化の要因は非通信分野の低迷で通信分野はそれほど悪くありません。しかし、通信分野は成長が見込めず非通信分野がカギとなるのですが、頼みの非通信分野が未知数のため高配当は見込めません。
上記理由で配当金ライフのポートフォリオとして不適格と判断し、売却することにしました。シンガポール株は外国税が掛からないので貴重な分散投資先でしたが、別の銘柄に乗り換えることにします。
私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。