コロナワクチンの接種が各国で始まり、欧米では新規感染者数が大幅に減ってきました。まだまだ油断はできませんが、やっと終息の兆しが見えてきましたね。
株式市場は早くもコロナ終息を見込んで活況になっています。少しバブルの様相を帯びてきたため銘柄選びは慎重に行う必要が出てきました。
そんな中、私が注目するのはインフラファンドです。バブル気味の株式市場で出遅れているため狙い目と捉えています。
インフラファンドとは太陽光発電設備等を中心とする再生可能エネルギーの売電収入を配当の原資とするファンドのことです。固定価格買取制度(FIT制度)が終了するまで約10年あるため、当面は高配当を期待できると考えています。
☆インフラファンド 株価は3/12
銘柄 | 決算月 | 配当 利回り |
株価 |
エネクス・インフラ (9286) | 11月 | 6.72% | 89,300円 |
ジャパン・インフラ (9287) | 5 /11月 | 6.03% | 96,500円 |
東京インフラエネルギー (9285) | 6 /12月 | 6.51% | 97,400円 |
カナディアン・ソーラー (9284) | 6 /12月 | 5.91% | 126,000円 |
日本再生可能エネルギー (9283) | 1 /7月 | 6.16% | 103,900円 |
いちごグリーンインフラ (9282) | 6月 | 5.70% | 67,000円 |
タカラレーベンインフラ (9281) | 5 /11月 | 5.72% | 119,700円 |
インフラファンドで取引できるのは上記7銘柄です。どの銘柄も配当利回りが6%前後と高く、配当金ライフに欠かせない銘柄です。どの銘柄を選択するか迷いところですが、私はどれを選択しても大して差はないと考えています。
私は配当金支給月が異なる銘柄を選択し、定期的に配当金が入るようにしています。あと、年1回だと楽しみが減るので年2回の銘柄を選択するぐらいで特に銘柄にこだわりは持っていません。
というのも太陽光発電設備などの再生エネルギーインフラは地震や台風などによる設備の故障リスクが全く読めません。どの銘柄の設備が被害を受けるかは誰も分かりませんので銘柄選択にそこまで力を入れても意味がないと考えています。
配当金がもらえる権利は決算月の月末までに購入することが必須です。決算月の3ヵ月後に配当金が入金されます。例えば、決算月の権利確定日は21年3月の場合は29日になります。29日までに購入すれば6月に配当金が貰える仕組みとなっています。
※配当金が貰える権利確定日は月末の3営業日前
以上、高配当銘柄としてインフラファンドを取り上げてみました。コロナ禍でも高配当を維持できるインフラファンドは魅力的です。いつまで保有するかは注意が必要ですが、配当金ライフには当面重要な銘柄であることを再認識しました。
私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して生活の助けとなればと思います。