【国民年金の満額支給】~学生時代に未納期間がある人は注意~

先日届いた『ねんきん定期便』で国民年金(基礎年金)が満額に届かないことが判明しました。大学生の時に『学生納付特例』制度を利用し、国民年金保険料を払っていないことが原因です。追納期間を過ぎているため後払いはできません。今からでも未加入期間を補う方法がないかを調べてみました。

まとめ

・未加入期間を補う方法は以下のどちらかが選択可能
・国民年金の任意加入制度(60歳以上65歳未満の厚生年金未加入者)
・厚生年金に継続加入(60歳以降)

国民年金の支給額

満額(480ヵ月)の場合、年78万900円の支給額になります。支給額の計算式は次になります。

年支給額=1626.9×支払い月+0.9615

私の場合、大学時代に24ヵ月未納のため74万1867円でした。

 

国民年金の任意加入制度

60歳以上65歳未満の厚生年金未加入者が対象となります。年金事務所や居住地の役所で申し込みが可能です。加入月は申し込み月からとなり、満額となった時点で任意加入は終了となる制度です。65歳になった時点で満額にならなくても終了となります。

更に年金額を増やしたい場合は『付加保険料』を上乗せする方法があります。付加保険料は月400円で年金額が200円✖加入月数だけ上乗せされます。例えば48か月の場合、年9,600円上乗せされるのでかなりお得な制度だと思います。

 

厚生年金に継続加入

60歳以降も厚生年金に加入して働くと経過的加算が適用され、国民年金を満額にすることができます。たとえ、満額になる前に退職した場合でも、65歳になるまでは国民保険の任意保険制度に加入ができ満額することは可能です。

 

配当金ライフを構築することで毎月一定の配当収入を得る仕組みを準備しています。しかし、将来何が起きるかわからないため国民年金も満額支給されるようにしっかりと準備をしていこうと思います。

 

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して安定した副収入を得られるように継続していくつもりです。