若年層の比率が高く人口も1億近くもいるベトナムは投資先としては魅力的な国です。コロナショックで株価低調の今、絶好の仕込み時期と捉えています。配当金と株価上昇の両方を期待できるベトナム株を探していきます。
下に代表的な銘柄と20年9月時点での配当利回りを列挙します。
ダナンゴム(配当利回り6.98%)
自動車・二輪車向けのタイヤ やゴム製品に従事する会社です。17年までは驚異的な高配当銘柄でしたが、18年に大幅減配しています。それ以降、増配にはなっていますが、継続的に高配当を維持できるかというと不安です。配当金ライフの保有銘柄としては少し対象外と考えています。
ファーライ・火力発電(配当利回り8.91%)
ベトナムの火力発電会社で高配当銘柄の常連です。コロナ前の株価より10%低いので仕込み時期と捉えています。業績は公益企業のため安定しており、今後も高配当を期待できると思います。
ティエンロングループ(配当利回り5.67%)
業績好調な文房具メーカーです。日本と異なり、若年層の比率が高いベトナムでは安定した業績が期待できると思います。地味ですが5-10%の高配当を維持してきているので手堅い銘柄だと思います。
ビンミン・プラスティック(配当利回り7.31%)
銘柄名の通りプラスティックメーカーですが、ベトナムを代表する高収益企業です。業績だけでなく株主還元にも積極的な企業のため配当金ライフに是非とも加えたい銘柄と考えていました。株価はコロナ前より2割高くなっており買い時を逃したと悔やんでいます。
上記の中で気になるのはファーライ・火力発電、ティエンロングループ、ビンミン・プラスティックです。特にファーライ・火力発電のような公益企業は経済発展が著しいベトナムで安定した業績を期待でき、高配当も継続可能と考えます。
ベトナム株は外国税が0%と配当金ライフの重要な銘柄群ですが、欠点は高い購入手数料です。せめて約定代金の1%ぐらいまで下がってもらえればと願っています(現在は約3%)。
ベトナム株の購入は藍澤証券やSBI証券で取り扱っており、銘柄情報は藍澤証券が充実しています。
藍澤証券
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私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用して生活の助けとなればと思います。