最悪のケースを想定して

新型コロナの第1波が収束し通常の生活が戻りつつあります。世界からは生ぬるい対応と酷評されてきましたが、結果的に被害を最小限に食い止めた国となりました。被害が少なくなった要因はこれから検証していくでしょうが、第2波までには納得できる確証を得て欲しいものです。

第1波のピーク頃(20年4月下旬)、新型コロナにかなりビビっていました。感染した人の10~20%が重症化するとの報道に慌てて身の回りの整理をした記憶があります。

特に本人が亡くなったときの手続きを明確にしました。それが突然、残された人への最低限の配慮かなと思います。

手続き① 遺族年金

申請先は年金事務所になり、遺族年金額は以下①~③の組み合わせになります。くろいぬは厚生年金の被保険者(第2号被保険者)ですのでそれに対応した内容となります。人によって異なりますので参考程度で読んでください。

遺族年金額
①遺族厚生年金(年額 配偶者の年収による)
②中高齢寡婦加算(年額58万4500円)
③老齢基礎年金(年額77万9300円)

支給額と支給期間
亡くなった人の年齢によって支払われる額が異なります。
40~64歳 ①+②(65歳になるまで)
65歳以上  ①+③(一生涯)

調べてみると意外に複雑で、しかも制度が頻繁に変更します。大枠を理解できれば事足りるのでこれぐらいにしておきます。

手続き② 遺言書

子供のいない夫婦の場合、法定相続人が意外に広いことがわかりました。(例えば、甥や姪まで対象となるのでビックリです)
あとあと面倒になると嫌なので遺言書は必須だと思います。遺言書は『自筆証書遺言書』という方式で残す場合、自筆で作成年月日と内容と署名押印があれば成立するとのことです。

手続き③ 配当金ライフの引継ぎ

配当金ライフについて妻はあまり興味がありません。しかし、相続時に何も理解していないと困るので当ブログのポートフォリオにまとめています。証券会社やパスワード類も整理する必要があるのでけっこう面倒くさかったです。

以上、縁起でもない話ですが、新型コロナはいつ自分の身に降りかかるかわかりません。重症化して数日で亡くなるとの報道を聞くと準備しておくに越したことはないと思います。

早くワクチンができてこの記事は大袈裟だったなと思える日を待ち望んでいます。