将来有望な国

世界各国で緊急事態宣言が解除されつつあります。経済活動も再開し、先進国の株式市場もコロナ前の8~9割ぐらいまで回復しています。しかし、新興国の株式市場から流出した資金はまだ戻っていないので仕込みの絶好のタイミングと考えております(20年5月時点)。

くろいぬが仕込みを考えている国はベトナムとインドネシアです。特に、急成長を見込めるベトナムに注目しています。

☆ベトナム

ベトナムに注目する根拠としては以下の3つです。

  • 人口が1億近くで、かつ労働生産年齢が若く人口ボーナス期を25年に迎える
  • 米中貿易摩擦により製造業の集積・輸出の恩恵を最も受ける
  • MSCIやFTSEによるベトナムの格上げが20~21年に予想されており、市場が活性化される

これらの一般論以外に実際、出張でベトナムに行くことがあるのですが、行くたびに国の発展と活気を肌で感じ、より確信を持てるようになりました。ここ最近、外国人投資家への市場開放も順次進んでおり、①~③も絶好の追い風ですので投資の一大チャンスと捉え銘柄調査を進めています。

銘柄調査の中で有望な銘柄は以下と考えています。(配当金ライフの保有銘柄なので買い増し対象になります)

ビナミルク(VNM)
ペトロベトナムガス化学(GAS)
ノイバイ貨物サービス(NCT)

☆インドネシア

2.7億人の人口を有し、若い生産年齢層の比率が高い人口構成となっています。GDP成長率も2010年以降5.0%を超えており、魅力の高い投資先です。特に中間層以上の人口割合が半数を超えたインドネシアは急激な成長が見込めるため注目の市場と捉えています。

インドネシアに訪問したことはありませんが、人口が多い、中間層の厚み の2点と株価が急落した現時点が投資の良いタイミングと考えています。銘柄調査をした中でくろいぬは以下の銘柄の購入を検討してます。

ユニリーバ・インドネシア(UNVR)
テレコムニカシ・インドネシア(TLKM)

☆ おまけ

19年7月13日の日経新聞に気になる記事がありました。日・中・印が積極的にインフラ支援を実施しているミャンマーの株式市場の開放です。現時点では詳細は発表されていませんが、魅力的な話なので引き続きウオッチしていく予定です。

取引可能となるならアジア株に強いアイザワ証券あたりかなと思っています。

 

私の経験が皆さんの役に少しでも立てば幸いです。金融資産を少しでも効率的に運用してゆとりある生活につながればと思います。